2013年2月4日月曜日

スポーツグラス・スポーツサングラスの調整とフィッティングについて

スポーツグラス・スポーツサングラスの調整について

多くの方々からお問い合わせ等を頂きますが

基本的に構造や考え方は違えどスポーツグラスは調整が出来ます。



スポーツグラス・スポーツサングラスは前回お話させていただきましたように

ジャパンフィットやアジアンフィットというような考えで作成されたものが

日本国内で金栄堂をはじめとした正規代理店でご販売させていただいておりますが、

やはりたとえ同じ日本人であってもそのお顔立ちは千差万別ですし、

使われる状況や競技によってなどに合わせたフィッティング、

それらすべて調整方法は異なります。

■ジャパンフィットとアジアンフィットについて



ですがそれを調整せず、そのまま販売されている現状があるのも事実です。

先日とあるお客様にSPYのMACH2をご販売させていただきましたが

その方もそのままの状態ではとてもかけれる状態ではございませんでしたため、

調整を施ししっかりとお顔にかかるようにフィッティングさせていただきました。

まず元の状態はSPY MACH2はこんな感じになっています。


フレーム内径で140mm、フレームのあおり角は23度あります。

前傾角はこの状態でかけてしまうと18度ありました。

このMACH2はレンズの縦と横方向のレンズカーブが異なる

シリンダーレンズを採用しているために、

レンズの前傾角やあおり角をしっかり修正してあげないこのままの状態ですと

頬が触れてしまう、もしくは深くかけるとまつ毛がついてしまう、

幅がせまく押し出されてしまい顔にしっかりフィットせずずれてしまうなどの

症状が出てしまっておりました。

それでまずはフレームのブリッジ部分から全体を広げる調整を行いました。


この時の最も広い部分の幅で155mmまで広がっています。

元のMACH2と比較するとこれだけ違います。


幅を広げるのと同時にフレームのあおり角を20度まで浅く調整しました。

ですが逆にこのままですと緩すぎてお顔にしっかり掛けることが出来ません。

そこでテンプルのヒンジ近くの部分から内側に曲げてあげます。


上の画像の向かって左側、つまり右テンプルが頭部に合わせて曲げた状態、

左テンプルが修正前の状態です。

そしてこの時前傾角も調整を行い、全体のバランスを確認します。

日本人の頭部は元々欧米の方と比べやや幅広で平坦な顔立ちです。


そのために、もともとの作りを考慮するのはもちろんですが、

更にしっかりお顔立ち、そして使い方に合わせたフィッティングをしていくのが

スポーツグラス・スポーツサングラスでは重要です。

例えばOAKLEYのFASTJACKETなども

金栄堂サポート選手のゴルキチ氏のご協力を頂き、

ゴルフでは現在出来るものでは最高のアイテムが出来たと自負しております。

■ゴルキチ氏ブログ(ゴルフ用カスタムFASTJACKET)


このアイテムも通常そのままのFASTJACKETでは

ゴルキチ氏にとっての理想のアイテムではなかったかもしれません。

これを私が様々な調整やカスタムを施し

ここに最強のゴルフ用アイギアが出来上がりました。

その後も多くのゴルファーにオーダーを頂き、ご好評を博しております。

ですが同じFASTJACKETを販売していらっしゃるお店様も多々ありますし、

並行輸入などのアイテムなどもあります。

ですがこのゴルキチ氏とともに作り上げたゴルフ用カスタムFASTJACKETは

私にしか作ることは出来ませんし、金栄堂でしかお買い求めいただけません。

スポーツグラス・スポーツサングラスをそのままの状態で購入され、

こんなものかと思っていらっしゃる方も少なくありませんし、

調整が出来ないものと思ってあきらめていらっしゃる方も多いですが、

冒頭に書かせていただきました通り、スポーツグラス・スポーツサングラスも

通常の眼鏡やサングラスと方法などは違えど調整はしっかり出来ます。

ただ使ってある素材や構造などが通常の眼鏡とは異なるために、

調整をしなかったり出来ないというようにしていらっしゃるのも事実としてあります。

ですが金栄堂、そしてスポーツグラスプロアドバイザー那須丈雄は

その構造や素材を知識として熟知し、今まで培った技術、

かつサポート選手たちやプロ選手たちから頂きましたデータを元に

スポーツグラス・スポーツサングラスをしっかりフィッティングし、

あなたの本当に力となるスポーツグラスを作り上げます!









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